新たに東京~大阪間で鉄道貨物活用、比率を50%まで引き上げ目指す
SBSホールディングス(HD)傘下のSBS東芝ロジスティクスと東芝エレベータは4月6日、SBS東芝ロジスティクスが新造した2基の自社コンテナを導入し、東芝エレベータ府中工場(東京都府中市)で製造する製品の鉄道輸送を、東京~大阪間で開始したと発表した。
両社はエレベーターの製品物流に伴うCO2排出量の削減を目指し、これまでにも中長距離輸送で鉄道コンテナを活用したモーダルシフトを推進してきた。
SBS東芝ロジスティクスが新たに導入した31ftウイングコンテナを使った関西地区への鉄道輸送を開始。3月29日に東京都府中市の東芝エレベータ府中工場で初出荷セレモニーを実施した。
両社は今後、鉄道・船舶を含めた環境配慮型輸送の推進で、モーダルシフトの比率を現在の24%から50%まで引き上げることを目標に掲げている。
新たに導入した31ftウイングコンテナ(両社提供)
(藤原秀行)