セイノーHD、自動車部品輸送など手掛ける司企業と業務提携

セイノーHD、自動車部品輸送など手掛ける司企業と業務提携

EV関連の物流需要獲得図る

セイノーホールディングス(HD)は4月12日、総合物流企業の司企業(愛知県豊田市)と業務提携契約を締結したと発表した。

司企業は1971年創業以来、自動車部品輸送や部品輸送付帯業務を中心に、一般貨物輸送・中小ロット輸送・通関業務・介護福祉用品レンタル業務へ事業の範囲を拡大。2022年5月期の売上高は380億円に上る。

今後、脱炭素化に向けEV(電気自動車)の利用が拡大すると見込まれる中、両社が連携し、EV関連の新たな物流の需獲得を図る。

危険物倉庫を含む倉庫を日本全国で開設し、バッテリー・モーターなど危険物、重量物を含む部品を最適な輸送モード(混載・セミチャーター・チャーター)で日本全国へ配送・集荷できる体制を確立。通関やバッテリーの回収なども手掛けていく予定。

(藤原秀行)

経営/業界動向カテゴリの最新記事