DHLサプライチェーン、日東電工と国内物流に関するLLPパートナーシップ契約を26年3月まで延長

DHLサプライチェーン、日東電工と国内物流に関するLLPパートナーシップ契約を26年3月まで延長

製品に加え、資材や生産に関する領域も新たに担当

DHLサプライチェーン(SC)は4月12日、高機能材料メーカーの日東電工と、2018年4月に締結した日本国内の物流を対象とするリード・ロジスティクス・パートナー(Lead Logistics Partner、LLP)の5年契約を更新し、2026年3月まで延長したと発表した。

契約延長に合わせて、既存の製品物流業務に加え、これまで日東電工子会社の日東ロジコム、日東ビジネスエキスパートが担ってきた資材物流業務、生産物流業務についてもDHLSCが継承することが決まった。

LLPサービスは、顧客の既存ネットワークに効率的な物流プロセスを導入し、エンド・ツー・エンドの計画立案やサプライチェーン設計などの付加価値サービスを提供。その他、主要業績評価指標(KPI)に基づく品質管理やコスト管理の可視化、業務プロセスの標準化、他の顧客との共同化、様々なデジタル技術やデータ分析など幅広い領域にわたって取り組みを展開。サプライチェーン全体を包括的に管理し、顧客が需要の変動へ効率的に対応できるようサポートしている。

(藤原秀行)

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