越境EC支援「Buyee」、米国向けに軽量帯で得する新配送サービス開始

越境EC支援「Buyee」、米国向けに軽量帯で得する新配送サービス開始

最大55%安く、船便よりリードタイムも短縮実現

EC関連事業を手掛けるBEENOS(ビーノス)は5月15日、傘下で日本から海外への越境ECをサポートするサービス「Buyee(バイイー)」を運営するtenso(テンソー)が、米国向けの新たな配送サービス「Buyee Economy Air(バイイー・エコノミー・エアー)」の提供を開始したと発表した。

航空便のエコノミー便に相当し、軽量帯が割安で船便よりリードタイムが短いのが特徴。


(BEENOS提供)

具体的には、これまでの航空便の代替手段であった船便と比較して、0.4㎏以下の軽い荷物の国際配送料が最大で55%、平均33%以上安いという。新サービスは実重量で国際配送料金が決まるため、軽い物、特に軽くて大きな商品ほどメリットが大きい。海外でも人気の高いトレーディングカードやフィギュア、衣類やぬいぐるみなどが該当する。

商品配達までのリードタイムも15~17日ほどで、船便の1~3カ月と比較して半分以下に短縮できたと説明している。

航空便のエクスプレス便のリードタイムは4~8日と「Buyee Economy Air」より短いが、新サービスの国際配送料はエクスプレス便と比較して、2.0㎏以下の荷物が最大で70%、平均22%以上割安になるよう設定。さらに、従来のエコノミー便と比較しても0.9㎏以下の軽量帯の荷物を安く配送することが可能とみている。

新サービスの展開で、米国の顧客は従来の配送方法よりも軽量帯が安くリードタイムも短い配送手段を選択できるようになった。

(藤原秀行)

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