神奈川・相模原に続き、計8棟・93万㎡超
日本GLPは7月4日、千葉県流山市で進めてきた、大規模な物流施設を特定エリアで集中的に開発するプロジェクト「GLP ALFALINK(アルファリンク)流山」が同日、完成したと発表した。
既存の物流施設を「ALFALINK」ブランドに変更したものを含めて最後の8棟目となる「GLP ALFALINK流山4」が同日竣工した。トータルで敷地面積は約42万㎡、延床面積は93万1200㎡に及び、総投資額は1800億円を超えた。
「ALFALINK」ブランドが完成したのは、全4棟を新築した神奈川県相模原市に続いて2カ所目。日本GLPは大阪府茨木市、兵庫県尼崎市で開発に着手しているほか、東京都昭島市でも計画している。
「GLP ALFALINK流山」鳥瞰写真(日本GLP提供)
8棟の位置(日本GLP提供)
「流山4」は地上4階建て、延床面積は10万4421㎡。西濃運輸やジャパネットホールディングス、全日本食品など8社が入居を決定しており、満床で竣工を迎えた。西濃運輸は1~2階に入居し、ターミナルと保管庫として運用、入居企業の入出荷などを担う。
物流施設で働く人がより良い生活を送ることができるよう支援する「ウェルネス」に注力しており、新たな試みとして、同社の物流施設で初めて、バスケットボールやフットサルなどを楽しめるスペース「アリーナ」を屋内に設置。併せて、アリーナと直結した屋上庭園も整備している。アリーナは地域住民らにも開放する計画。
「流山4」の外観(日本GLP提供)
「流山4」のエントランス
アリーナ
屋上庭園
ウェルネス実現へ運動を促す表示も
■施設概要
施設名:「GLP ALFALINK 流山 4」
所在地:千葉県流山市小屋・北
敷地面積:43,738㎡
延床面積:104,421 ㎡
構造:地上4階建て、免震・RCS造
着工:2022年1月
竣工:2023年6月
認証取得:LEEDゴールド認証(予定)、ZEB認証(予定)
「ALFALINK流山」は60社以上が施設内で事業を展開しており、総従業員は今後入居する企業を含めると6000人以上を予定している。「流山4」と「流山8」にターミナル機能を有し、入居企業が利用できるようにして物流の効率化を後押ししている。
さらに、「ALFALINK流山」の施設は工場用途や研修施設、冷凍冷蔵倉庫、オフィスとしても提供している。併せて、入居企業同士の交流の場を定期的に設け、ビジネス上での課題やニーズを共有し、企業同士のビジネスマッチングを促す共創の場を整備している。
「ALFALINK 流山」の運営を協力して考える入居企業(カスタマー)連絡協議会を定期的に開催するほか、物流事業の人材育成という同じ課題を持つ企業を対象に研修や交流会を実施。日本GLPの多種多様な外部パートナーネットワークと連携し、企業が抱える物流課題の解決に向けた新しい物流ソリューションを提供する機会を積極的に設けている。
地域との共生にも力を注いでおり、地域の小学生を対象とした交通安全教室を企業と共同で展開。2021 年 11 月に実施した街びらきイベントを皮切りに、小学生向けの物流施設見学会のほか、2000人以上の地域住民・施設就業者の方々が参加した「ALFALINK 流山 サマーフェスタ 2022」など、「ALFALINK流山」を交流の場として100件以上のコミュニティイベントを開催してきた。
(藤原秀行)