9月に本格稼働へ
AZ-COM丸和ホールディングスは7月21日、子会社でEC物流事業の流通加工業務を手掛ける日本物流開発(東京都板橋区東坂下)が、茨城県土浦市で建設を進めていた新たな物流センター「土浦営業所」が完成したと発表した。
同県内の1拠点を集約し、今年7月に稼働を開始。最終的に4拠点を集約した後、今年9月に本格稼働を始める予定。
新センターは 日本物流開発としては最大の大型投資案件で、EC物流事業拡大の重要拠点とする方針。土浦市初の物流総合効率化法の認定を受けた特定流通業務施設として、県内既存物流センターを集約して大気汚染物質の排出量削減や環境負荷の低戚と省力化を実現する計画。
常磐自動車道や北関東自動車道、首都圏中央連絡自動車道(圏央道)へのアクセスの良さを活かした広域な物流サービスを展開できると見込む。定温管理スペース(25°C、30°C)の設置で温度管理が必要な商材の品質を保持するよう配慮している。
新規顧客の誘致により、特に中小規模のECサイトを運営する事業者に付加価値の高い流通加工業務を提供することを目指す。
■概要
名称:土浦営業所
所在地:茨城県土浦市上坂田1458-1(常盤自動車道土浦北ICより1㎞)
敷地面積:1万6344㎡(4944坪)
延床面積:1万8742㎡(5670坪)
構造・規模:鉄骨造 2階建て
竣工:2023年6月
主な設備:22台同時着車可能なトラックバース、6台分のトラック待機場、屋根全面に太陽光発電設備を設置可能、外構空間に敷地内雨水の全浸透を可能とする雨水浸透層を設置
(藤原秀行)※いずれもプレスリリースより引用