初期工事や原状回復不要、フォークやハンドリフトで容易に移動・設置
ロジランドは7月27日、物流現場の課題解決をサポートする新たなサービスの第1弾として、熱中症対策として容易に導入できるパレット一体型の移動式エアコン「パレットエアコン」の取り扱いを始めると発表した。
パレットエアコンはファニーデベロップメント(東京都新宿区南榎町)が開発し、特許出願中。パレットにエアコンの室外機・室内機を搭載し一体的に使う。
排気ダクトを天井に向けることで、熱気を上部に排出し、涼しい空気だけを人が動くエリアに届ける。エアコンからの排水を貯める排水タンク(容量200L)も備えている。
初期の大掛かりな工事や原状回復作業は不要で、フォークリフトやハンドリフトで物流施設内の必要な場所へ簡単に移動・設置することが可能。使用したいエリアを効率的に冷やせるため、「就労環境の改善」と「コスト軽減」を両立できるのが強みだ。
ロジランドは自社開発した案件以外の物流施設のテナントにも積極的に利用を働き掛け、物流業界全体の就労環境向上をサポートしたい考え。
(ロジランド提供)
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(藤原秀行)