政府が閣議決定、8月9日に実施
政府は7月28日の閣議で、ウクライナに侵攻し続けているロシアへの経済制裁として、同国への輸出禁止措置対象を拡大することを決めた。欧米諸国と足並みをそろえる。
外為法に基づく輸出貿易管理令の一部を8月9日付で改正。排気量が1900ccを超えるガソリン車とディーゼル車、EV(電気自動車)やハイブリッド車などを輸出禁止の対象に追加する。中古車も含まれる。
このほか、一部の鉄鋼製品やアルミ製品、ガラス製品、中古の衣類、大型車両用タイヤなども新たに禁輸の対象となる。トータルで700品目を上回る見通し。
(藤原秀行