マヨネーズやドレッシングなど1.5万商品、食品ロス削減狙い
ウエルシアホールディングス(HD)は8月23日、グループのドラッグストア全店で9月1日に加工食品の納品期限を緩和すると発表した。食品ロス削減が狙い。
従来は食品流通の領域で一般的だった、製造日から賞味期限までの3分の1以内に納品するようメーカー側に求める「3分の1」ルールを適用、店舗販売の見切り開始を賞味期限の3分の2に達した時点と定めてきた。
今後は「2分の1」ルールに変更し、メーカーからの納品期限を賞味期限の2分の1の期間に延長、緩和して商品の販売機会を増やす。
主にマヨネーズ、ドレッシング、パスタ、調味料、缶詰、お茶など約1万5000商品の納品期限を緩和し、対象商品のフードロス削減を見込む。
「2分の1」ルール導入はグループのウエルシア薬局、丸⼤サクラヰ薬局、シミズ薬品、クスリのマルエ、よどや、ププレひまわり、コクミン、ふく薬品の全店が対象。
(藤原秀行)