1956年から積み上げ、記念すべきタイミングは川崎汽船向け
今治造船は2月19日、西条工場(愛媛県西条市)で2月18日に、今治造船グループとして新造船建造3000隻目となる川崎汽船向け18万1500重量トン型ばら積み運搬船「CAPE SUZURAN」の命名受け渡し式を行ったと発表した。
1956年に竣工した鋼船1船目の「冨士丸」を手始めに、1997年には1000隻目の「CHUBU MARU」、2012年には2000隻目の「CAPE LILY」を建造。着実に実績を重ねてきた。
01年には初の30万重量トン級VLCC(タンカー)を、08年には15万4000㎥のLNG(液化天然ガス)船を建造。21年にLNG燃料自動車運搬専用船、23年には世界最大級の2万4000個積コンテナ船を完成させた。
「CAPE SUZURAN」(プレスリリースより引用)
(藤原秀行)