郵船ロジ、カーボンニュートラル実現へインドネシア・ジャワ島で鉄道輸送サービス推進に協力

現地国営会社の傘下企業と協業

郵船ロジスティクスは8月24日、インドネシアの現地法人Yusen Logistics Indonesia（YLID）が、インドネシア国営鉄道会社傘下のKereta Api Logistik（ケレタ・アピ・ロジスティック、KALOG）と協業し、ジャワ島内で鉄道輸送サービスの提供を推進すると発表した。

インドネシア政府は2060年までにカーボンニュートラルを達成することを目標に掲げており、同社も鉄道輸送促進で達成への貢献を目指す。

日本貿易振興機構（JETRO）ジャカルタ事務所が8月に発行した「インドネシアでの脱炭素化実現のための日系企業によるビジネスカタログ」（第6版）で、YLIDのジャワ島内における鉄道輸送サービスが、インドネシアのカーボンニュートラル実現に貢献できるサービスとして取り上げられた。

鉄道輸送の様子（KALOG提供）

鉄道輸送サービス提供可能エリア（いずれもプレスリリースより引用）

（藤原秀行）