アジアで日本商品の越境取引拡大を推進へ
楽天グループは8月28日、フリーマーケット(フリマ)アプリ「楽天ラクマ」が、Letao Japanが運営する台湾在住のユーザー向け購入代行サービス「台灣代購幫(台湾daigobang)」、創創が手掛ける中国、台湾、シンガポール、マレーシア在住のユーザー向け購入代行サービス「JpDeliver」の2サービスと同日、連携を開始したと発表した。
購入代行は海外在住者の代わりに楽天ラクマの商品を購入、商品を届けるサービス。「楽天ラクマ」が越境取引で他の購入代行サービスと連携するのは11件に達した。
「楽天ラクマ」はアジア、欧米などの地域で日本のECサイトなどの商品を購入代行するサービスとの連携を推進する中、特にアジア地域における需要が高いことを受け、同地域における連携を強化している。今回の連携により、台湾で販路を拡大し、越境取引を活性化していきたい考えだ。
楽天グループは併せて、Letao Japanが運営する上海在住のユーザー向け購入代行サービス「上海樂淘(上海Letao)」、深圳在住のユーザー向け購入代行サービス「深圳代購幫(深圳daigobang)」とも9月以降、連携開始を予定している。
「台灣代購幫(台湾daigobang)」サイト
「JpDeliver日本転送」サイト(いずれも楽天グループ提供)
(藤原秀行)