日野、トヨタの生産関連システム不具合影響で2工場の稼働停止

日野、トヨタの生産関連システム不具合影響で2工場の稼働停止

再開めどは不明

日野自動車は8月29日、親会社のトヨタ自動車の生産関連システムが不具合を起こしている影響で、2工場・3ラインの稼働を同日停止したと発表した。生産再開のめどは不明。

対象は羽村工場(東京都羽村市)の第1、第2、第4ラインと、新田工場(群馬県太田市)の小型トラックユニットライン。

羽村工場はデュトロ、トヨタ・ダイナの小型トラックやトヨタから生産受託しているランドクルーザープラドなど、新田工場は小型エンジンなどをそれぞれ手掛けている。

トヨタのシステム不具合により、同社は8月29日朝から国内の大半の工場で稼働をストップしており、同日夕からは全工場に対象を広げるという。

トヨタグループでは昨年3月、部品メーカーの小島プレス工業がサイバー攻撃を受けたため、国内全工場が稼働一時ストップに追い込まれた。今回に関しては、現時点でサイバー攻撃との情報は見られない。

(藤原秀行)

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