ヨコレイ、岡山市に新たな次世代型マルチ物流対応の冷凍冷蔵拠点を開設へ

ヨコレイ、岡山市に新たな次世代型マルチ物流対応の冷凍冷蔵拠点を開設へ

収容能力3万t、25年春竣工予定

横浜冷凍(ヨコレイ)は9月7日、岡山市南区に新たな物流拠点「岡山物流センター(仮称)」を開発すると発表した。

複合型マルチ物流サービス対応で、L字型バースを完備した環境負荷の低い最新鋭の次世代型冷蔵倉庫として建設する。

地上3階建て、延床面積は2万8784㎡、収容能力は3万51tをそれぞれ計画しており、竣工は2025年春の予定。

山陽自動車道の岡山ICから約15㎞、瀬戸中央自動車道の早島ICから約18kmに位置し、2024年の岡山環状南道路の開通効果もあり阪神・中国地方へのアクセスが向上。近隣の物流会社とのタイアップなども含め、中四国地方の要衝の地と位置付ける。

ヨコレイは阪神地区で既に5拠点を展開しており、新たに建設する同センターが中国地方の拠点として加わることで、阪神地区から九州地方までをカバーできるようになる。

現時点で中四国地方最大規模の冷凍冷蔵倉庫となり、トラックドライバーの長時間労働規制強化に伴う物流現場の混乱が懸念されている「2024年問題」の課題解決に貢献できると見込む。

省エネ化の取り組みの一環して、同社最大級の太陽光発電システムと大容量リチウムイオン蓄電池を導入し、平常時だけでなく災害などの非常時にも同センターで発電したエネルギーで倉庫内の冷却を可能にする。社用車にはEV(電気自動車)を採用し、太陽光発電システムと蓄電池を連携させた充電ステーションを設置する。

災害時には非常用電源として利用できるため、BCP対策としても有効とみている。

〇岡山物流センター(仮称)の概要

工期 2023年8月~2025年春
住所 岡山県岡山市南区海岸通り2丁目2-44
構造・規模 鉄筋コンクリート造 3階建て一部鉄骨造(地上3階)
敷地面積:23,102㎡(6,988坪)
延床面積:28,784㎡(8,707 坪)
建築面積:10,349㎡(3,130坪)
収容能力 30,051t(F級:24,914t C&F級:4,537t C級:600t)
主な設備 高効率省エネ型自然冷媒冷凍機
陽圧デシカント空調システム
屋上太陽光発電システム(635.46kW)
リチウムイオン蓄電池(173kWh)
ジェネレーター連結システム(BCP対策)
EV 自動車充電ステーション
カーゴナビゲーションシステム&電動式移動ラック
竣工 2025年春予定

(藤原秀行)※いずれも横浜冷凍提供

物流施設/不動産カテゴリの最新記事