第一生命と丸紅、佐賀・鳥栖の物流施設開発に100億円共同投資

第一生命と丸紅、佐賀・鳥栖の物流施設開発に100億円共同投資

1万3700坪計画、25年2月竣工見込む

第一生命保険と丸紅は9月14日、エコ配グループで物流施設のアセットマネジメント(AM)を担うecoプロパティーズがAM業務を手掛けている佐賀県鳥栖市の物流施設開発事業に、両社で計約100億円を共同投資すると発表した。

地上3階建て、延床面積は約1万3700坪を計画しており、竣工は2025年2月を見込む。


完成イメージ

九州自動車道、長崎自動車道、大分自動車道が交差する鳥栖JCTに近接し、福岡市中心部をはじめ九州地方の各所へのアクセスが良好なエリアに位置。博多港、福岡空港などの物流ハブや、半導体関連企業の誘致で注目を集めている熊本などの近隣都市もカバー可能で、立地優位性を備えている。

本施設を使用予定の事業者は、保有する物流拠点を本施設に集約することで、輸送網の効率化や、輸送に係る環境負荷の軽減を計画している。第一生命と丸紅は物流のオペレーション効率化による人手不足解消や、輸送時のCO2排出量削減による環境負荷軽減を期待している。

第一生命はこれまで、eコマース市場の成長を背景にした物流施設の需要拡大を踏まえ、首都圏の物流施設を中心に投資してきた。九州地方における半導体関連企業の設備投資増加などを背景にした物流ニーズの高まりを考慮し、第一生命にとって初めて九州地方の物流施設へ投資することにした。

丸紅は不動産領域に関し、国内外で住宅開発事業を中心に取り組んできた。2003年12月に物件供給のメーンスポンサーとして取り組むユナイテッド・アーバン投資法人のJリート市場上場を契機として、物流施設をはじめとした収益不動産開発事業にも注力しており、丸紅グループで主要都市圏近郊の好立地にて多数の物流施設開発事業に取り組んでいる。今回の共同投資もその一環と位置付けている。

第一生命と丸紅はこれまでにも、丸紅100%子会社の丸紅アセットマネジメントが組成した不動産投資ファンド経由で、埼玉県川越市の物流施設開発を手掛けており、その経験も生かして新たな案件に取り組む。

【物流施設周辺の広域図】

【物流施設周辺の狭域図】

【物流施設概要】

所在地 佐賀県鳥栖市姫方町642番1他(地番)
交通 長崎自動車道「鳥栖 IC」 約 800m
敷地面積 約8,600坪
延床面積 約13,700坪(予定)
構造・規模 鉄骨造・地上3階建(予定)
竣工 2025年2月(予定)

【本事業概要】

出資者 第一生命、丸紅
出資額 総額約100億円(第一生命 約70億円、丸紅 約30億円)
アセットマネージャー ecoプロパティーズ

(藤原秀行)※いずれも第一生命と丸紅提供

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