STANDAGE、クリーク&リバー社グループと貿易DXシステムの開発・運営などで業務提携目指す

STANDAGE、クリーク&リバー社グループと貿易DXシステムの開発・運営などで業務提携目指す

投資会社から出資受け入れ、販路開拓強化も

貿易情報の一元管理システムを手掛けるSTANDAGE(スタンデージ)は9月20日、映像やウェブなどコンテンツ制作を手掛ける東京証券取引所プライム市場上場のクリーク・アンド・リバー社(C&R)傘下で投資事業を展開するC&Rインキュベーション・ラボが出資したと発表した。

事業面での業務提携を視野に入れており、ブロックチェーンやAIなどWeb3技術のBtoBサービスへの活用などに向け、包括的に協議を進める予定。具体的な出資額は開示していない。


(STANDAGE提供)

スタンデージは2017年に創業し、ブロックチェーンとデジタル通貨を活用した国際貿易決済システムの開発をはじめ、貿易業界のDXに関わる各種プロダクトの開発を推進。22年からは輸出事業への参入を目指す中小企業向けに貿易関連業務を包括的にサポートするパッケージサービス「デジトラッド」を提供し、国内企業の海外進出や地方創生、日本の輸出高拡大を後押ししている。

Web3をはじめ、多方面にわたるC&Rのノウハウや専門人材を活用し、スタンデージが取り組む貿易DXシステムの開発・運営や貿易支援先企業の販路開拓力の強化に向け、包括的に提携することを目指す。

(藤原秀行)

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