ASEANで成長継続目指す
トランコムは9月25日、マレーシアに10月1日付で物流関連業務を手掛ける100%子会社「TRANCOM(MALAYSIA)SDN.BHD.」を開設すると発表した。営業開始は2024年1月1日の予定。
トランコムは2008年にタイで事業を開始したのを手始めに、現在は中国やシンガポールにも進出し、幹線輸送や3PL、人材派遣、ビルクリーニングサービスを展開している。
経済成長が続くASEAN(東南アジア諸国連合)地域で物流事業を引き続き成長させるため、マレーシアにも事業拠点を構えることにした。
シンガポールに隣接するジョホール州タンジュン・ペラパス港(保税地区)に倉庫を構え、マレーシア国内の物流に加えて、マレーシア発の国際物流を展開していく構え。
新会社は物流コンサルティングや物流センター構築運営、国内外の輸送サービスを担う予定。
(藤原秀行)