日本GLP、今年稼働物件は全て完成・着工前に満床

日本GLP、今年稼働物件は全て完成・着工前に満床

保有資産、3月末で335万平方メートル

JリートのGLP投資法人は4月15日、2019年2月期決算を公表した。

決算説明資料によると、2012年の東証上場以来13期連続で平均賃料が増額し、今期は増額で契約改定した物件の賃料上昇率が5・0%に達したことを明らかにした。2月末時点の施設稼働率は平均で99・2%、保有資産規模は3月末時点で335万平方メートルに達した。

また、物件供給スポンサーの日本GLPグループが開発を手掛けている物流施設のうち、2019年に完成予定のものは全て完成・着工前に100%稼働が決まったことをあらためて報告した。

2月に完成した千葉県流山市の「GLP流山Ⅲ」は日本ロジステックなど2社の入居が完成前に決定。3月に工事が完了した埼玉県新座市の「GLP新座」は第一倉庫冷蔵が着工前に1棟借りを決めた。

9月に神戸市で完成予定の「GLP六甲Ⅲ」は水岩運送など2社と工事開始前に契約を結ぶことに成功した。


「GLP流山Ⅲ」(日本GLP提供)

(藤原秀行)

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