日本GLPと神奈川県、相模原市、佐川、西濃の「5者合同救援物資配送訓練」をALFALINKで実施

日本GLPと神奈川県、相模原市、佐川、西濃の「5者合同救援物資配送訓練」をALFALINKで実施

より迅速で的確な災害時の支援実現目指す

日本GLPは10月30日、神奈川県相模原市の大規模物流施設「GLP ALFALINK相模原」内で10月26日に地元の神奈川県や相模原市、佐川急便、西濃運輸と共同で、災害時に救援物資を迅速に配送することにより、被災者の生活の安定を図ることを目的とした救援物資配送訓練を実施したと発表した。

昨年に実施した「4者合同救援物資配送訓練」に続くもので、今年は新たに神奈川県が参加した。

災害発生時を想定し、国からのプッシュ型支援の救援物資が施設に到着するまでの情報伝達、救援物資の到着と受け入れ、自動仕分け機を使用した避難施設への物資の仕分け、トラックでの出庫と配送までの一連の流れを、実際の災害発生を想定した連絡体制および救援活動に使われる施設や機材を用いて実践した。

神奈川県と相模原市が被害状況を把握し、救援物資の受け入れ拠点と避難所への配送を決定。日本GLPは市からの要請を受け、佐川や西濃と協力し、「GLP ALFALINK相模原」に救援物資の受け入れ拠点を開設した。

救援物資が施設に搬入された後、佐川が自動仕分け機を利用して物資を仕分け、佐川と西濃がトラックで物資を仮想避難所へと配送した。訓練終了後には全員で講評と検討会を行い、今後の災害発生時の課題を共有した。


5者合同救援物資配送訓練の様子(プレスリリースより引用)

(藤原秀行)

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