KURANDO、倉庫KPI管理ツール「Logimeter」で作業登録漏れ防止へCAPES作成の庫内掲示用注意喚起サイン提供

KURANDO、倉庫KPI管理ツール「Logimeter」で作業登録漏れ防止へCAPES作成の庫内掲示用注意喚起サイン提供

ユーザーが自由に活用可能、作業者のモチベーション向上も期待

物流施設の庫内業務進捗状況をKPI(重要業績評価指標)として可視化するクラウドベースのシステム「Logimeter(ロジメーター)」を展開しているスタートアップのKURANDOは11月2日、Logimeterで新たに作業者へ作業登録を促すための庫内掲示用の注意喚起サイン集を公開したと発表した。


「打刻漏れ注意」のサインイメージ

Logimeterは「誰が何の作業にどれくらいの時間をかけたのか」というデータをリアルタイムで取得し、作業別の生産性や庫内収支を可視化するのが特徴。作業開始時にQRコードをタブレットにスキャンすることで、作業工程ごとの所要時間データを自動で登録・集計するため、管理業務の負荷を大幅に減らせると見込む。


Logimeter利用開始のイメージ(いずれもKURANDO提供)

Logimeter利用時でよく聞かれる課題として、導入当初や現場に新しい作業者が加わるタイミングにおける、作業者の作業登録漏れがあるため、KURANDOは物流現場にとってよりなじみ深い方法で解決しようと、庫内掲示用の注意喚起サイン集公開に踏み切った。注意喚起サイン集は「日本の物流をカッコよくする」とのスローガンを掲げるスタートアップのCAPESに作成を依頼した。

サインは「打刻漏れ注意!」といった注意喚起や、タブレットの設置場所を案内するものなど、デザインによってA3とA4のいずれかのサイズでデータをそろえている。印刷してタブレットの近くや現場の入退室扉の近くに掲示することで、作業者に作業登録を促せると見込む。データは「ロジメーターヘルプセンター」からダウンロードが可能。

KURANDOは、サインを使うことで作業者への注意喚起に加え、洗練されたデザインによって作業者のモチベーション向上にも寄与できると期待している。

(藤原秀行)

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