近鉄エクスプレス、環境負荷低い航空燃料SAFで顧客企業の温室効果ガス排出削減促進する新サービスを12月開始へ

近鉄エクスプレス、環境負荷低い航空燃料SAFで顧客企業の温室効果ガス排出削減促進する新サービスを12月開始へ

第1弾は関空発香港向け混載荷物対象、環境価値を置き換え

近鉄エクスプレスは11月14日、環境負荷が低い持続可能な航空燃料「SAF」の持つ環境価値を利用した新サービス「KWE Green Consolidation」の販売を12月に日本で始めると発表した。

同社は2021年、主要取引先航空会社のSAF活用プログラムへ積極的に参画し、CO2排出量削減効果を環境価値に置き換え、自社のサプライチェーン上の温室効果ガス排出(スコープ3排出)削減に充てている。

今年8月にはグループ全体のスコープ1、スコープ2の排出量削減目標を設定し、50年のカーボンニュートラル達成に向け、地球温暖化対策の国際的な枠組み「パリ協定」に基づいた温室効果ガスの排出削減目標「Science Based Targets(SBT)」を認定する機関「SBTイニシアティブ(SBTi)」に対し、SBT設定を行う旨のコミットメントレターを提出。正式に受理された。

利用貨物運送事業を主要事業とする同社にとって最大の温室効果ガス排出を占めているスコープ3で一段の対応を進めることが不可欠なことを踏まえ、現時点で最も排出量削減の効果が高いとみられているSAFの利用を促進していくことを想定。同社の混載サービスを使う企業とSAFの環境価値を共有できるスキームを構築しようと準備を進めていた。

第1弾として、12月1日以降、毎週火曜日に関西国際空港を出発する香港向け混載貨物に、近鉄エクスプレスが所有するSAFの環境価値を割り当て、希望する企業に再販売する。環境負荷低減に取り組む顧客のサプライチェーン上の温室効果ガス削減を後押ししる。

併せて、第三者検証済削減証書を同社から1年ごとに発行することにも対応する。

(藤原秀行)

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