プラスオートメーション、中国製ベルトコンベヤー型ソーティングロボットと独自開発の庫内実行システムを提供

プラスオートメーション、中国製ベルトコンベヤー型ソーティングロボットと独自開発の庫内実行システムを提供

AGVが自動で商品搬送、仕分け作業の省人化・生産性向上図る

三井物産と日本GLPが共同で設立したプラスオートメーションは8月27日、中国・杭州のロボットメーカーZhejiang Libiao Robots(浙江立鏢機器人)製のベルトコンベヤー型ソーティングロボットシステム「t-Sort+」と、独自に開発した庫内実行システム(WES=Warehouse Execution System)を組み合わせた自動化ソリューションのサービス提供を本格的に開始したと発表した。

AGV(自動搬送機)がさまざまな大きさや形状の商品を運び、ソーターで仕分けを行う。通過型物流センター(TC)での箱物・非定型物・重量物の方面別仕分け現場や在庫型物流センター(DC)での出荷商品の仕分け・荷合わせ作業現場などでの活用を想定。初期費用不要で月額定額制のサブスクリプション型RaaS(Robot as a Service)により省人化と生産性向上を図る。従来の固定ソーターに比べて最大半分以下のスペースで設置できることなどが特徴だ。

さらにWESを取り入れて顧客の倉庫管理システム(WMS)や既存のマテハン機器とt-Sort+がスムーズに連携できるようにした。最短数日で導入が可能という。


方面別仕分け現場への導入事例(以下、全てプラスオートメーション提供・クリックで拡大)


t-Sort+とスロープを接続することにより箱物・非定型物・重量物などの仕分けの省人化が可能


商品を運ぶAGV

(藤原秀行)

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