川崎汽船グループ、インドネシアで中国EVメーカー合衆汽車の完成車物流担う新施設運営開始

川崎汽船グループ、インドネシアで中国EVメーカー合衆汽車の完成車物流担う新施設運営開始

ジャカルタ港に近接、サービス体制確立

川崎汽船は11月20日、子会社でインドネシアの総合物流会社“K” Line Total Logistics Indonesia(KTLI)が11月初旬からジャカルタで、完成車物流施設「Kline Vehicle Processing Center」(KVPC)の運営を新たに開始したと発表した。

ジャカルタ港から約10kmに位置するマルンダ地区の物流施設が集積するマルンダセンター内で開設した。

KTLIは2003年、現地企業のMobaru Diamond(モバル・ダイヤモンド)と合弁でKMDI Logistics(KMDI)を設立。以来20年間、キャリアカーによるインドネシア国内の完成車陸送事業を展開してきた。

新施設は近年急成長を遂げている中国の電気自動車(BEV)メーカーの合衆汽車(NETA MOTOR)のインドネシア市場進出に伴い、同社の完成車物流業務を受託、運営を開始した。

新施設の稼働で、
1.ジャカルタ港で水揚げされた完成車をKMDIが施設まで陸送
2.KVPCで保管とディーラーへの引き渡し前に各種点検(PDI-Pre Delivery Inspection)を実施
3.KMDIによる最終配送
4.KTLIが以上の物流ソリューションを顧客に提供し統合管理
――という完成車総合物流サービスの体制を整備した。

川崎汽船グループは既にASEAN(東南アジア諸国連合)や豪州、中南米諸国でターミナル、陸送、 保管、PDIなどの完成車物流サービスを提供している。今後も自動車船による海上輸送で培った高品質輸送のノウハウを活用し、需要を着実に取り込んでいくことを目指す。

【Kline Vehicle Processing Center(KVPC)】

保管の様子


点検の様子(いずれもプレスリリースより引用)

(藤原秀行)

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