CRE、中小型倉庫4件をグループの私募ファンドに売却

CRE、中小型倉庫4件をグループの私募ファンドに売却

5000平方メートル以下、多様な投資家の資金呼び込み狙う

シーアールイー(CRE)は4月19日、首都圏で保有している中小型倉庫計4件(5棟)を、子会社のストラテジック・パートナーズが運用している私募ファンドに売却したと発表した。

いずれも延べ床面積が5000平方メートル未満。流動化を進め、多様な投資家の資金を呼び込みたい考え。売却額などの詳細は開示していない。

売却したのは「東糀谷倉庫」(東京・大田区、賃貸面積1335平方メートル)、「日高倉庫」(埼玉県日高市、3799平方メートル)、「土浦倉庫」(茨城県土浦市、2棟で計9504平方メートル、3棟目を建設中)、「田名倉庫」(神奈川県相模原市、3477平方メートル)。

CREが私募ファンドのマスターリースとプロパティマネジメントを、同じく子会社のストラテジック・パートナーズがアセットマネジメント(投資助言)を担う。

CREは保有倉庫のうち延べ床面積が5000平方メートル以上のものはJリートのCREロジスティクスファンド投資法人に、5000平方メートル未満のものは私募ファンドにそれぞれ供給していく予定。

(藤原秀行)

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