グリーンコープ生協ふくおか福岡西支部、全車両のEV化完了

グリーンコープ生協ふくおか福岡西支部、全車両のEV化完了

動力源の電気含め「完全なカーボンニュートラル」達成

西日本を中心に展開する16の生活協同組合で構成するグリーンコープ共同体は12月7日、グリーンコープ生協ふくおかが福岡西支部で利用している全車両48台を電気自動車(EV)に移行したと発表した。


(プレスリリースより引用)

福岡西支部は従来、配送用トラック36台全てと移動販売用トラック1台をEVにしていた。11月末に営業や小規模配達に使用している車両11台も全てEVに転換した。

内訳は「日野DUTRO ZEV」が35台、「フォロフライ」が2台、「日産サクラ」が1台、「三菱MinicabMiEV」が8台、「三菱eKクロスEV」が2台。

今年度はグリーンコープ共同体全体で、トラック75台、商用バン・軽乗用車19台、合計94台のEVの導入を予定している。2022年度にトラック・商用バンのEVを50台採用しており、今年度末時点で144台の車両をEV化する計画。

福岡西支部のEVで使用しているのは、「グリーンコープでんき」の「ゼロエミッションプラン」の電気。発電時に加え「地球温暖化対策推進法」に基づく電気事業者別排出係数の観点からもCO2排出ゼロを達成した。福岡西支部の車両から出るCO2は動力源の電気も含め、「完全にゼロ」を実現できると説明している。

(藤原秀行)

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