積載率88％まで向上、CO2は58％削減
NEXT Logistics Japanは12月21日、独自に開発した世界初の全高4.1mのダブル連結トラックを使い、大型トラック3台分の荷物を混載して1台で運ぶことに成功したと発表した。
積載率は業界平均の38％に対し 88％まで向上したほか、CO2排出量の58％削減、ドライバーの66％省人化に成功したと見積もっている。
今回利用したダブル連結トラックは、車両全高規制の緩和をNLJが国に上申し、2021年8月に基準緩和の認定要領が改正されたのを受け、今年7月に運行を開始した。重い荷物や容積のある荷物など、業種を超えた荷物を混載し、積載率を上げて運べるようになっている。
荷主3社の協力を得て、関東～関西間の運送リードタイムを調整し、各社が大型トラック（GVW25tの単車）で運んでいた荷物を、ダブル連結トラック1台（GCW44t）に集約した。
全高4.1mダブル連結トラックへの積み付け。積載率88％を達成（2023年12月19日）（プレスリリースより引用）
（藤原秀行）
