華南エリアの国際輸送需要に対応、サービス拡充目指す
安田倉庫は1月12日、傘下の中国法人、安田中倉国際貨運代理(上海)有限公司が1月2日に広東省の深圳でフォワーディング拠点「深圳分公司」を開設、営業を開始したと発表した。
安田倉庫グループは、2030年のあるべき姿としての「長期ビジョン2030」と、長期ビジョンを実現するための計画として中期経営計画「変わらず、変える。YASDA Next Challenge 2024」の中で、「国内外の輸配送ネットワーク拡充」を掲げている。
今回の拠点新設もその一環。世界4位の海上コンテナ取扱量を持つ深圳にフォワーディング拠点を置き、華南エリアの国際輸送需要に対応する。併せて、中国と東南アジア・インド地域間の貿易窓口として安田倉庫グループのベトナム、インドネシア、シンガポール、インドのフォワーディング拠点と連携を強化し、海外・国際物流事業のサービス拡充を目指す。
(藤原秀行)