三菱商事ロジ、2024年問題対応でフェリー・RORO船活用の輸送サービス提供開始

三菱商事ロジ、2024年問題対応でフェリー・RORO船活用の輸送サービス提供開始

トレーラーチャーター、混載の2プラン準備、モーダルシフト需要も考慮

三菱商事ロジスティクスは1月16日、「2024年問題」への対応として、2023年11月にフェリー・RORO船を活用した輸送サービス「TODOCARRY」の提供を開始したと発表した。

集荷先から納品先までトレーラーを活用する「トレーラーチャータープラン」と、少量貨物向け混載プランの2種類を取り扱っている。顧客のモーダルシフト需要にも対応する狙いがある。

トレーラーチャータープランは関東-九州航路、関西-九州航路をはじめ、全国で利用可能。

混載プランは港近辺に設けているストックポイントで、他の利用者の貨物と混載の上、フェリー・RORO船輸送を実施する。ストックポイントまでは顧客自身の満ち込みと指定場所での引き取りの両方に対応している。依頼はパレット単位で受け付ける。

現在は関東-九州航路で提供しており、順次サービスを拡充する。関東のストックポイントは横浜市鶴見区の同社京浜事業所を提供している。


京浜事業所


サービズのイメージ(いずれも三菱商事ロジスティクス提供)

(藤原秀行)

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