配達専用アプリのナビタイム、道路の幅員表示に対応開始

配達専用アプリのナビタイム、道路の幅員表示に対応開始

色で分かりやすく表示、具体的な数字も確認可能

ナビタイムジャパンは1月30日、配達員の業務をサポートする配達専用アプリ「配達NAVITIME」で同日、道路の幅員表示への対応を開始したと発表した。

道路の幅が3.0~4.0mの道路は「狭い道」として黄色、3.0m未満の道路は「非常に狭い道」としてオレンジ色で地図上に表示する。具体的な数字も吹き出しで示し、タップすると対面通行道路か一方通行道路かや、車両がすれ違う可能性があるかどうかを確認することが可能。


(いずれもナビタイムジャパン提供)

Googleマップの「ストリートビュー」やAppleの「Look Around」と連携し、実際の道路の狭さを写真で確認することもできる。走行可能な道かどうか事前に確認、停車位置をあらかじめ決めるのにも役立つとみている。

配達NAVITIMEユーザーの走行履歴を分析すると、狭い生活道路が約47%を占めていたという。一方でカーナビアプリ「カーナビタイム」ユーザーは10%未満にとどまっており、一般のドライバーよりも生活道路を走行する機会が多いことが分かったため、安全運転をより強力に支援するため新たな機能の追加にこぎ着けた。

(藤原秀行)

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