新たに6800㎡賃借、東日本への安定供給確立目指す
鈴与は2月1日、神奈川県川崎市で医療機器を取り扱う物流拠点「東扇島メディカルセンター」を同日立ち上げたと発表した。
ESRの大規模物流施設「ESR東扇島ディストリビューションセンター(DC)」の7階で新たに約6800㎡を賃借した。
同拠点は医療機器製造業登録倉庫として、輸入手配から在庫保管、流通加工、入出荷対応など幅広い物流業務に加え、検品やラベル貼付といった製造業務、製造所出荷判定業務もカバーする計画。
品質マネジメントシステムの国際規格ISO13485 認証を取得し、専門スタッフで対応して高品質かつ安定した物流サービスを提供する。
首都高湾岸線の東扇島ICから1kmで、首都圏と関東圏への輸送アクセスに強みがある立地とみている。利便性の高い川崎市の臨海エリアに新たな拠点を構え、関東を含む東日本への医
療機器の安定した配送を確立する。
同施設内には、鈴与が昨年3月、化粧品製造業や医薬部外品製造業ライセンスを取得している「東扇島第二物流センター」を開設済みで、追加でフロアを借りてメディカルセンターを開設した。第二物流センターとの連携も視野に入れている。
施設概要
名 称 | 鈴与株式会社 東扇島メディカルセンター |
所 在 地 | 神奈川県川崎市川崎区東扇島 21 ESR 東扇島ディストリビューションセンター7階 |
倉庫延床面積 | 2,057.48 坪(鈴与賃借部分 倉庫・バース・事務所含む) |
稼働開始 | 2024年2月1日 |
新拠点が入るESRの物流施設外観(ESR撮影、鈴与提供)
(藤原秀行)