「北海道リート投資法人」の運用開始、当初は商業施設など6物件・80億円組み入れ

「北海道リート投資法人」の運用開始、当初は商業施設など6物件・80億円組み入れ

地域の優良物件に投資、26年までに250億円へ拡大目指す

北海道の有力企業など20社が出資している北海道アセットマネジメントは2月9日、投資対象を北海道内の物件に絞り込んだ不動産投資信託(REIT=リート)「北海道リート投資法人」の運用を同日開始したと発表した。

機関投資家ら資金を受け入れ、株式上場はしない私募リートで、北海道アセットマネジメントが資産運用を担っている。北海道の優良物件に投資し、北海道の地域経済成長を後押ししていきたい考え。

当初は商業施設など6物件をポートフォリオに組み入れており、資産規模は約80億円。2026年までに250億円へ拡大させることを目指している。

北海道アセットマネジメントにはニトリホールディングスや北海道電力などが出資している。

北海道リート投資法人の概要

名称 北海道リート投資法人
所在地 札幌市中央区北一条西五丁目2番地 9
執行役員 濵野 恭義
設立 2023年12月7日
投資対象アセット 商業、レジデンス、オフィス等
取得物件数 6物件
資産規模 取得価格ベース約80億円
資産運用会社 北海道アセットマネジメント株式会社

(藤原秀行)

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