発生から3カ月受け声明発表、日本船主協会も賛同
国際海運会議所(ICS)など29の国際海事団体は2月19日、日本郵船が英国のギャラクシー・マリタイムから用船していた自動車専用船「GALAXY LEADER(ギャラクシー・リーダー)」が昨年11月、紅海でイエメンの親イラン武装組織フーシ派に乗っ取られてから3カ月が経過したのを受け、乗組員25人の早期解放を訴える声明を発表した。
日本船主協会やアジア船主協会(ASA)も声明の趣旨に賛同、共同署名団体(co-signatories)として参画している。
声明は「乗組員25人はいまだ続いている世界の海運に対する侵略行為の罪なき被害者であり、彼らが置かれている窮状は攻撃を受け続けている商船の世界の大きな懸案事項となっている。国際機関と各国は確実に解放されるようあらゆる努力をしなければならない」と訴えている。
(藤原秀行)
声明はコチラから(日本船主協会ホームページ、本文は英文)