岩﨑執行役員が兼務、中長期的に輸送現場の負荷軽減・効率化推進
YKK APは3月5日、物流を担当している岩﨑稔執行役員ロジスティクス部長が、4月1日付でCLO(最高ロジスティクス責任者)を兼務すると発表した。
政府は「2024年問題」への対応の一環として、大手の荷主企業を中心にCLOの配置を促進している。同社としてもそうした動きを踏まえ、中長期的に輸送現場の負荷軽減・効率化を担うCLOを置き、取り組みを加速させる。
岩﨑氏は、埼玉県加須市で2024年問題対策として、新たな物流拠点「首都圏DC」を開設、長距離のトラック輸送解消に着手するなど、これまでにも物流の品質向上と負荷低減の旗振り役の1人として活動している。
岩﨑氏
(藤原秀行、写真・石原達也)