港湾電子化で関連情報一元管理の基盤システム仕様を取りまとめへ

港湾電子化で関連情報一元管理の基盤システム仕様を取りまとめへ

官民委員会の作業部会、19年度上半期めど

内閣官房と国土交通省は5月10日、東京都内で、有識者や関係省庁幹部、船舶・物流の業界団体担当者らで構成する「港湾の電子化(サイバーポート)推進委員会」(座長・村井純慶応大教授)の第2回会合を開催した。

港湾の諸業務を完全電子化した「サイバーポート」の実現に向け、同委の作業部会(WG)が進めてきた議論の内容を報告。関係者を対象としたアンケート調査結果を踏まえ、WGで2019年度の上半期をめどに、港湾関連のデータを一元的に管理、関係者が共有できる連携基盤システムの基本仕様を取りまとめることを確認した。

WGは今年11月ごろに開催する第3回の委員会会合に仕様内容を報告。具体的な設計・構築の作業を加速させる予定。

WGからは併せて、システムはクラウドサービスの利用を前提として検討していくことも示された。


委員会の第2回会合

(藤原秀行)

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