新区間で運行スタート、コンテナ積み替え業務も強化
NIPPON EXPRESSホールディングス(NXHD)は3月26日、「2024年問題」対応の一環として、傘下の日本通運が4月1日に列車編成の一部を貸し切る「NXトレイン」サービスを拡充すると発表した。
新たな区間(東京~大阪間)で運行をスタートするほか、新区間の貨物発着駅に隣接するNXグループ物流拠点でトラックと鉄道コンテナの積み替え業務を強化、持続可能な物流体制の構築と輸送の効率化を図る。
【サービスの概要】
運転開始日 | 2024年4月1日 |
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発着駅と時刻 | 【下り】 東京貨物ターミナル駅 →大阪貨物ターミナル駅 ===百済貨物ターミナル駅 (東京都品川区) (大阪府摂津市) (大阪市東住吉区) (発)22:59 (着)07:05(発)10:48 (着)11:35 【上り】 百済貨物ターミナル駅===大阪貨物ターミナル駅 →東京貨物ターミナル駅 (発)17:07 (着)17:55(発)22:31 (着)06:30 |
列車編成 | 全24両編成のうち一部を日本通運で利用 |
輸送内容 | 普通品 ※危険品、火薬類、廃棄物類、貴重品、海上コンテナは別途相談可能 |
【積み替え業務の概要】
貨物駅に隣接するNXグループ物流拠点で貨物の一時保管や積み替えを行うことにより、貨物駅や配達先まで従来の緊締車に加えてトラックによる輸送を行い、鉄道輸送のバリエーションを拡大する。
(藤原秀行)※いずれもプレスリリースより引用