ZOZO、ファッションECでリードタイムに余裕ある「ゆっくり配送」を試験導入へ

ZOZO、ファッションECでリードタイムに余裕ある「ゆっくり配送」を試験導入へ

4月限定で利用者にポイント付与、配送負荷軽減狙い

ZOZOは3月28日、ファッションEC「ZOZOTOWN」で、ユーザーが通常配送よりもリードタイムに余裕のある届け時期を選択した場合、買い物に使えるZOZOポイントを提供する「ゆっくり配送」を、4月2日に試験導入すると発表した。期間は4月22日の午後11時59分までの予定。

商品注文日の5日後から10日後までに発送する新たな配送の選択肢で、配送日の指定がない通常発送は注文翌日から4日以内に発送している。ゆっくり配送の場合、注文から発送までのリードタイムが通常配送よりも最大で6日長くなる。その対価としてZOZOポイントを10ポイント付与する。

「2024年問題」などを考慮し、物流現場の負荷軽減につなげるのが狙い。

併せて、商品を複数回に分けて注文した際、1つの注文としてまとめて配送する機能「注文のおまとめ」利用促進による配送件数の削減や、繁閑に応じた発送作業の分散による配送の効率化なども実施。今後は発送までのリードタイムを活用したモーダルシフトなども検討する。


(いずれもZOZO提供)

(藤原秀行)

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