国交省、独ウィングコプターからドローンのレベル4飛行可能な「第一種型式認証」取得申請受理

国交省、独ウィングコプターからドローンのレベル4飛行可能な「第一種型式認証」取得申請受理

海外製機体は初

国土交通省は3月28日、ドローンや「空飛ぶクルマ」の開発・製造を手掛けるドイツのWingcopter(ウィングコプター)から、改正航空法に基づき、同社製ドローンに関して有人地帯上空を目視外飛行する「レベル4」のための「第一種型式認証」の取得申請を同日付で受理したと発表した。

同認証取得の申請は既にACSLなどが行っているが、海外製機体で国交省が申請を受理したのは初めて。今後、基準を満たしているか審査を進める。

ウィングコプターが申請した機体は「Wingcopter式198型」。最大積載重量は4.5kg、巡航飛行速度は時速90km、最大航続距離は110kmを計画している。


ウィングコプターの機体(国交省報道発表資料より引用、ウィングコプター提供)

(藤原秀行)

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