幅広い温度帯に対応可能
霞ヶ関キャピタルは3月29日、開発用地のソーシング・企画立案を担い、アセットマネジメント業務を受託している賃貸型冷蔵倉庫「LOGI FLAG Fresh 京都Ⅰ」が同日、京都市伏見区で竣工したと発表した。
地上2階建て、延床面積は1万2703㎡。低温物流を手掛ける三友通商(福岡県筑紫野市)が1棟借りしている。
京都市中心部から約8kmに位置し、名神高速道路の京都南ICから約3.5km。2km圏内の人口は約5万7000人、世帯総数で約2万2000世帯と人口集積地も至近。
環境に配慮した自然冷媒による冷蔵設備を貸主側で設置済み。建物階層を2層にし、倉庫内オペレーション効率化を図っている。京都市内や近隣他府県の消費地向けの地域配送から中域配送に適しているとみている。
建物の一部で冷凍倉庫の運用も可能にするため防熱処理を施しており、+15度~−25度の幅広い温度帯に対応できる仕様を採用している。
施設概要
(藤原秀行)※いずれも霞ヶ関キャピタル提供