コンタクト通販・卸のRise UP、千葉・印西の物流センターでラピュタロボAMR15台採用

コンタクト通販・卸のRise UP、千葉・印西の物流センターでラピュタロボAMR15台採用

人手のマルチカートピックをカバー

ラピュタロボティクスは4月3日、コンタクトレンズの通販や卸を手掛けるRise UP(ライズアップ、大阪市西区)の物流拠点「Rise UP ロジスティクス 千葉第1センター」(千葉県印西市)に、協働型ピッキングアシストロボット(AMR)「ラピュタPA-AMR」を納入したと発表した。

同センターはプロロジスが開発した物流施設「プロロジスパーク千葉ニュータウン」の4階に入居している。


Rise UPの物流センターで稼働する「ラピュタPA-AMR」(ラピュタロボティクス提供)

Rise UPの物流センターは常時4万SKUに及ぶ品目とロットを保持している。同センターはWMS(倉庫管理システム)とハンディターミナルを使った人力のマルチカートピッキングを実施してきたが、近年は人材確保が難しくなっており、安定的な事業継続に影を落としていた。

そこで、作業の生産性と効率性を向上させるため、ラピュタPA-AMRを15台採用。既存のカートピッキングを併用しつつ、ラピュタPA-AMRと人の協働作業を展開している。

Rise UPはラピュタPA-AMRが既存の現場に導入がしやすい点やピッキング作業スタッフにとって操作が簡単で違和感なく現場になじめた点などを評価したという。

(藤原秀行)

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