ANAとナッシュ、冷凍宅配食の航空輸送ネットワークを沖縄県へ拡大

ANAとナッシュ、冷凍宅配食の航空輸送ネットワークを沖縄県へ拡大

輸送時間を最大2日間短縮可能と期待

全日本空輸(ANA)と冷凍宅配食「nosh」を手掛けるナッシュ(大阪市)は4月5日、昨年11月に始めた冷凍食品の新たな航空輸送に関し、大阪の物流センターの仕分け場から沖縄の宅配業者までの航空機を活用した輸送ネットワークを確立、サービス対象エリアを沖縄県に拡大したと発表した。

保冷コンテナ一貫輸送で温度変化を最小に抑え、品質が保たれた配送を実現。北海道同様、輸送時間を最大2日間短縮できると期待している。


櫻島倉庫から集荷先倉庫までを保冷コンテナで一貫して輸送

両社は旅客定期便を使用した長距離輸送を実現することで、安定的な輸送体制を構築、「2024年問題」解決の一助になると見込む。。

冷凍宅配食「nosh」は自社専属シェフと管理栄養士が開発した全商品で糖質30g以下、塩分2.5g以下の栄養価を満たし、常時60品以上の商品は継続的に満足を消費者から得られるよう、毎週3商品の新アイテムを投入している。今年2月には累計販売食数8000万食を突破した。

(藤原秀行)※いずれもANAとナッシュ提供

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