アプリへの在庫有無の自動反映や商品数拡大で利便性拡大図る
ローソンは4月12日、デリバリーサービス「Uber Eats(ウーバーイーツ)」の導入店舗数が4月4日に全国で5000を突破したと発表した。
ローソンは2019年8月、日本のコンビニで初めてウーバーイーツを採用した。
併せて、顧客向けの「Uber Eats」アプリと店頭在庫有無の自動連携機能を4月10日に始めたことも発表した。5月には取り扱い商品数を現在の700品から3000品へ順次拡大していく予定。
ウーバーイーツ利用の利便性向上を図り、よりローソン利用を促進したい考え。
ローソンの「Uber Eats」はからあげクンなどの店内調理のフライドフーズ、牛乳などの生活必需品、酒類などを取り扱っている。一部店舗ではOTC(市販)医薬品や「ゴーストレストラン」も展開。現在は「Uber Eats」のほかにデリバリーサービスとして「Wolt」、「menu」、「出前館」も採用している。デリバリーサービス導入店舗は4月4日時点で5671に上る(複数サービス導入店あり)。
自動連携機能は、これまでローソンのデリバリーは店舗スタッフが商品の在庫有無を確認して顧客向けアプリに反映していた。しかし、この業務は手作業だったため、反映の遅れや漏れなどが発生し、注文通りに商品を届けられない事象が発生していた。
新機能で店舗の在庫有無が自動的に顧客向けアプリに反映されるため、商品配送の精度向上と店舗の在庫確認作業時間9割軽減につながると想定している。
(藤原秀行)※いずれもプレスリリースより引用