スタートアップとの協業も推進、新たな収益源開発目指す
三菱倉庫は5月7日、投資会社のマーキュリアホールディングス傘下のマーキュリアインベストメント(MIC)が日本の物流・サプライチェーン領域の課題解決を目指すベンチャー企業などを支援するため、4月26日付で組成した投資ファンド「マーキュリア・サプライチェーン投資事業有限責任組合」に3億円を出資することを決めたと発表した。
三菱倉庫がMICの組成したファンドに出資するのは3回目。
新ファンド出資を通じ、物流・サプライチェーンの変革を図るスタートアップの成長を後押しするとともに協業も推進、新たな収益源となるビジネスの開発を目指す。
新ファンドには山九も出資を決めている。
新ファンドの投資テーマ例。図に記載のものに限らず、現時点で物流・サプライチェーン領域に直接関わらないものの、将来当該領域への展開・応用が期待できるテクノロジー・ビジネスモデルなども幅広く対象にする(プレスリリースより引用)
(藤原秀行)