寸法などの事前登録不要、省スペースも実現
オークラ輸送機は5月16日、AI認識技術を取り入れたケースピッキング装置「FastPicker(ファーストピッカー)」を発売したと発表した。
ロボットハンドに搭載したカメラとAI認識技術により、寸法・形・柄が異なる多様な荷物を自動で認識。荷物寸法やパターンデータの面倒な登録、ティーチングが不要で、設置即稼働を実現する。
従来のビジョンロボットシステムに必要だったカメラ架台を不要とし、省スペース化を実現した。
また、1台のカメラで複数のケースを一度にまとめて認識するため、撮影回数を減らし、高速でデパレタイズを行えるようになるという。
(オークラ輸送機提供)
(藤原秀行)