「誰でもベテラン管理者と同じような運営可能」見込む
YE DIGITAL(YEデジタル)は5月27日、アビームコンサルティングと共同開発している物流倉庫向け意思決定支援ダッシュボード「Analyst-DWC」に関し、サブスクリプション(サブスク)で同日、提供を開始すると発表した。
(YEデジタル提供)
「Analyst-DWC」はWMS(倉庫管理システム)やWES(倉庫実行システム)など、倉庫業務に関連する様々なシステムと連携し、データを統合分析することで、作業遅れの早期発見やデータに基づく改善に向けた意思決定を支援する。
出荷遅れといった作業遅延のリスクを回避するとともに、限られたリソースを有効活用し倉庫内の定常的な生産性向上を図ることで「ムリ・ムダ・ムラ」を取り除き、円滑に流れる物流倉庫業務を実現すると想定している。
物流業務の支援に豊富な実績を有するアビームコンサルティングのノウハウを基に共同開発した、庫内業務標準化ロジックを活用し、顧客の現場の過去データに基づき、当日の出荷量を推定。クラウド上のデータ蓄積・活用基盤のダッシュボードから、作業進捗や予測をリアルタイムに見える化することで作業遅れを早期発見できるよう後押しする。
用意されている意思決定シナリオに沿って画面を開き、適切な作業員配置見直しを行うことで、出荷遅れを防止。誰でもベテラン管理者と同じ判断がスピーディーに行えるようバックアップする。
(藤原秀行)