イベント展示などに対応
ツバメインダストリは6月3日、搭乗型ロボット「アーカックス」(Archax)のリース事業を開始したと発表した。
実際に乗れて、変形し、操縦可能な巨大ロボットの実機を展示し、強力なインパクトと「ワクワク」をイベントの来場者らに届けたい考え。
過去のイベント参加例
JMS2023の様子
スシテック東京2024の様子
デモは変形(ロボットモードとビークル=走行=モードのチェンジ)、遠隔操作(同社オペレータによる操作)、搭乗操作(同社オペレータによる操作、来場客の搭乗体験は行っていない)、搭乗走行(展示エリアのサイズや規定による)を想定。解説も必要に応じて日本語、英語で実施する。
アーカックスハンド
搭乗型ロボット アーカックス1
吉田社長らが講演会の要請にも対応する。
吉田龍央社長
石井啓範CTO(最高技術責任者)
グッズ例
アーカックスは搭乗型ロボットという全く新しいマーケットを形成することを目的としており、超高級車や自家用ジェット機のようなラグジュアリー市場を製品のベンチマークに設定。主な顧客は富裕層を想定しており、国内だけでなく海外向けの受注販売も開始している。
搭乗型ロボット アーカックス2
アーカックス スペック
製品名 :搭乗操作型ロボット「アーカックス」
全高 :4.5メートル
重量 :3.5トン
モード変形 :ロボットモード/ビークルモード
速度 :10km/h(ビークルモード時)
走行 :前輪操舵 後輪駆動
動力 :バッテリー駆動(DC300V)
関節自由度 :26
操作方式 :搭乗操作/遠隔操作
操作デバイス:ジョイスティック×2/ペダル×2/タッチパネル
表示システム:ディスプレイ×4/カメラ×9(切替表示)
フレーム :鉄(SS400系)/アルミ合金
外装 :FRP/3Dプリンター(ASA)
展示例(いずれもツバメインダストリ提供)
(藤原秀行)