日通、モバイルPC・タブレット端末専用輸送サービス開始

日通、モバイルPC・タブレット端末専用輸送サービス開始

梱包の手間や時間を大幅削減、環境負荷低減も

NIPPON EXPRESSホールディングスは6月5日、傘下の日本通運がモバイルPC・タブレット端末専用輸送サービス「モバイルまとめてコンポ」の販売を開始したと発表した。


(プレスリリースより引用)

日通はノートPC向けに専用梱包資材を用いた輸送サービス「パソコンポ」「PCまとめてコンポ」を長年続けてきた。

近年、ノートPCは小型・薄型化が主流となっており、環境変化に対応するため、14.5インチ以下(2kg以下)に相当する小型・薄型ノートPCやタブレット端末を対象とした、新たな輸送サービスを開発した。

現行の「PCまとめてコンポ」と比較し、よりコンパクトなサイズで、端末の収納台数を増やしている。

リースアップ機器や社内研修会場から発送されるモバイルPCやタブレット端末は、専用の梱包材がなく、発送が複数台になるといったケースが多いため、発送準備に手間や時間を要してきた。「モバイルまとめてコンポ」を使うことで、個別に梱包する必要がなくなり、作業の手間や時間を大幅に削減。一度により多くの台数を輸送することが可能になるため、輸送コスト削減にも貢献すると見込む。

さらに、繰り返し使える梱包資材を採用、環境負荷の低減を図っている。

新サービスは1箱につき端末機器10台まで輸送可能。付属品を収納できるスペースを備えている。離島地域を除いた全国各地への輸送に対応している。

(藤原秀行)

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