ピッキング数量を自動表示、既設センターでも円滑に活用可能
ZMPは5月21日、物流支援ロボット「CarriRo(キャリロ)AD」に、デジタルピッキングシステム(DPS)と連携する新機能を追加すると発表した。
キャリロが特定の場所に近付くとDPSに指示を送り、ピッキングする箇所の表示器を光らせて数量を表示させる。対象の商品をキャリロに乗せれば、次のピッキングする箇所へ自動的に移動する流れだ。
同社は「キャリロは場所を選ばず柔軟なルート設計が可能なので、既に業務フローやレイアウトが固まっている既設センターや工場でも円滑に活用できる」と説明している。
新機能は2019年下半期に投入する計画。価格や具体的な販売開始時期などは、同社が7月23~26日に開くイベント「ZMP World2019」で公表する予定。
倉庫内での連携のイメージ(ZMP資料より引用)※クリックで拡大
(藤原秀行)