日通、兵庫・尼崎で1～6類全対応可能な危険物倉庫を新設

2535㎡、ワンストップサービスを提供

NIPPON EXPRESSホールディングス傘下の日本通運は7月4日、兵庫県尼崎市で新たな物流拠点「NX尼崎港危険物倉庫」を開設したと発表した。稼働開始は今年12月中旬の予定。

倉庫の外観イメージ（日本通運提供）

阪神高速5号湾岸線尼崎東海岸ICから550m、阪神工業地帯の中心部の大阪市と兵庫県の境に位置。大阪港・神戸港から約30分とアクセスも良好で、阪神工業地帯の主要物流拠点としても強みのある立地。

危険物倉庫は「第4類引火性液体」のみ取り扱い可能な倉庫が一般的だが、今回の倉庫は第1～6類の危険物全種類の対応が可能な自社倉庫。隣接する日通の一般品倉庫と連携することで、顧客のニーズに合わせた柔軟なサービスを提供できるとみている。

併せて、保税エリアも設置し、輸出入に関わる通関・ドレージ・フォワーディングまで、End to Endのソリューションをワンストップで提供可能と見込む。

＜新倉庫の概要＞

（藤原秀行）