映像・センサーなどのビッグデータを集約、より網羅的かつ正確に現場の見える化実現見込む
クラウド録画サービスのセーフィーと米シリコンバレー発のスタートアップでIoT技術開発を手掛けるMODE（モード）は8月6日、クラウド録画サービス「Safie（セーフィー）」とIoTデータ向け生成AIチャットボット「BizStack Assistant（ビズスタック・アシスタント）」のシステム連携を9月1日に始めると発表した。
映像・センサー・IoTなどのビッグデータをプラットフォームに集約し、より網羅的かつ正確に現場の「見える化」を実現していくのが狙い。
労働人口減少などを受け、現場の施工管理業務を効率的に進めるためDX技術やIoTシステムの導入が進んでいる。セーフィーは、これまで映像データを基に遠隔での状況確認や業務効率化、映像解析による異常検知・予測などの様々なソリューションを提供、建設現場のDXを推進してきた。
「Safie」とIoTデバイスからの膨大なデータをリアルタイムで処理・分析・提示する「BizStack Assistant」を連携させることで、「BizStack Assistant」上でセーフィーのカメラで撮った動画を確認できるようになり、現場の遠隔管理でチャットボットを介して自然言語化された現場の状況を映像データでより客観的に把握することが可能になる。
現場の状況把握やトラブル対応を迅速化し、効率的な運用を実現できると見込む。
既に「Safie」を活用している場合、今回のシステム連携の結果、「BizStack」上で映像データ以外にこれまで現場で把握できなかったり、気づいていなかったりしたようなセンサー・IoTデータを追加で取得できるため、投資を抑えつつ現場全体の見える化をさらに広げられると想定している。
（藤原秀行）※いずれもセーフィー提供
