TC神鋼不動産の施設入居、関西圏全域への輸送可能と想定
センコーは8月8日、大阪府高槻市で新たな物流拠点「高槻PDセンター」を同日開設したと発表した。
同社は言及していないが、TC神鋼不動産が開発した物流施設「AS-LOGI高槻」の1・3階4万6664㎡に入居している。
センター外観（プレスリリースより引用）
新名神高速道路の高槻ICから約5km、名神高速道路の茨木ICから約7km。大阪・京都中心部の中間エリアに位置し、関西圏全域への広域輸送が可能と見込む。
災害に強い内陸部の倉庫への需要が高まる中、新センターは排水インフラが整備された土砂災害リスクが少ない平地に位置。48時間稼働が可能な非常用発電機も装備し、災害時の物資保管や配送ニーズへの対応を可能にしている。
環境面では全館にLED照明を使用し、屋上の太陽光パネルで生み出した電力を自家使用し、CO2排出量削減を図る。
大阪では2025年2月に「東大阪第2PDセンター（仮称）」の竣工を予定している。
高槻PDセンターの概要
| 所在地 | 大阪府高槻市南庄所町23-1 |
|---|---|
| 建物構造 | 鉄骨造 地上4階建 耐震構造 |
| 延床面積 | 46,664㎡（賃借部分） |
| 主要設備 |
・バース（1階24台、3階22台） ・貨物用エレベーター ・太陽光パネル発電 ・非常用発電機 ・ドックレベラー（1階4基、3階4基） ・垂直搬送機 ・EV充電器 |
（藤原秀行）
